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オーナー様の声

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株式会社 Red Bear 熊瀬 哲正 社長

スタッフ全員が利用者さんの声に耳を傾けられるように。トレーナーが活躍できる場所づくりをしていきたい。

ースタッフの採用やマネジメントにおいて気をつけていることがあれば教えてください

利用者さんの声に耳を傾け、状態の改善にやりがいを感じることができなければこの仕事は続かないと思います。そのためにも、まずは人を育てていくことで社会に貢献して行きたいと思っています。
やらなければ成長はありません。社員にはチャレンジしてほしいし、挑戦できる環境づくりを大切にしたいです。

ー起業時にご家族の反対・応援はありましたか?

両親は公務員だったので、私とは真逆の道を歩んでいましたが、反対することなくやりたいことを尊重してくれました。妻には初めは反対されましたが、レコードブックに対する想いや、一緒に事業を行う本部の方の熱意を伝えることで、徐々に納得してもらうことができました。
起業したばかりの頃は、家族に不安に思われることもありましたが、最終的には結果に繋がる行動をすることで前向きに応援してくれるようになりました。今は、家族の応援があるからこそ、事業拡大に向けた新たな挑戦をし続けることができていると感じます。

ー熊瀬社長の強い想いが、ご家族の理解にも繋がっているんですね。
 起業、独立に関してレコードブックを選んだ理由などについても、もう少し詳しくお聞きしたいです!

レコードブックのFCオーナーになることを決めたのは、1回目のフランチャイズ展示会です。フランチャイズは誰でもできる事業であるため、初めは、良い印象を抱いていませんでした。
しかし、0から1のチャレンジは、リスクが高いため、フランチャイズを仕組みとして使うのは、1つの選択肢としてありではないかと考えるようになりました。
大手フランチャイズには、誰でも始めやすい仕組みがありますが、レコードブックは自由度が高く、オーナーが作り上げていく部分が多い事業だと思います。

また、事業をおこすにあたって、「何を」行うかはもちろん大事ですが、それ以上に「誰と」行うかが大事だと考えています。
フランチャイズの説明会では、沢山の企業が出展しているので、ある程度目星をつけてまわっていましたが、事業に対する熱い想いを語っていたレコードブックのブースで、思わず足を止めました。
その時、こんな熱意をもつ人たちとであれば、絶対に成功するだろうという確信を持ったことが、レコードブックを選択した1つの理由でもあります。

前職では、こどもの障害者企業(福祉分野)の新規事業の立ち上げを経験していたことがあります。
独立に関しては、30歳の時に個人事業主を経験していたので、今回が初めてではないので不安はありませんでした。
何よりも、世の中の役に立つ仕事、立ち上げや価値をあげる仕事がしたいと考えていました。最終的には、業界や事業について調査をした上で、経営戦略を策定、開業を決めました。

ー起業前にしていて役立った経験やスキルはありましたか?

前職での新規事業立ち上げや、マネジメント経験が非常に役に立ちました。物件探しから人材採用なども行っていたので、新規事業の立ち上げには慣れていました。いくら本部の手厚いサポートがあったとしても、主体的に行動しなければ事業は成功しないと思います。私の場合、営業経験はなかったのですが、折衝や交渉は得意だったのと、自ら、経営セミナーに積極的に参加するなど、能動的に行動していくことも、成功に繋がったと思います。

ー起業時に不安だったことや、想定外だったことを教えてください

起業まもない頃の熊瀬社長

起業まもない頃の熊瀬社長

 

 金銭面に関しては家族を巻き込んでいたので、気苦労をしました。レコードブックは、複数経営をすることで大きな利益をあげることができるビジネスモデルです。3店舗目を開業するまでは、経営が安定しにくいことは承知していたものの、大きな金額の借入には覚悟が必要でした。

 想定外のことは、基本的に大なり小なり起こっています。1店舗目をオープンして2ヶ月目にビルのトイレが溢れるというハプニングが起こりました。時期的にも私はすぐに駆けつけることができませんでしたが、スタッフがすぐに駆けつけてくれたり、本部が保険会社とうまく連携してくれたことで乗り越えることができました。また、2店舗目でも送迎車の事故で民家の壁と車がぐちゃぐちゃになったことがありました。1店舗目が軌道に乗っていたこともあり大丈夫でしたが、どんなハプニングが起こっても心折れずに続けることで乗り越えることができました。

ーさまざまなハプニングを乗り越えて現在に至るんですね!
 成功の秘訣は何だと思いますか?

 まずは福祉で誰かの役に立ちたいという強い気持ちを持ち続けることだと思います。そして、主体性を持って自分でやっていこうとすることが大切です。
経営者として、自分の足でしっかりとたち、ポジティブな気持ちで取り組んでいくことが重要ですね。社員と社員の生活も支えている以上、正しい努力の積み重ねをして、どんなことがあっても前向きな気持ちで、主体的に取り組んでいくことが大切です。

レコードブックの分割プランが事業拡大の後押しになりました。

ー開業時・開業後の本部のサポート体制について、感想を教えてください。

 開業前から開業後まで手厚いサポートがありました。想定外のアクシデントが起こったときには、保険などの申請の手続きを、事業拡大のための融資の手助けなどをしていただきました。また、現在のサポート体制は、私がFCオーナーになった当初と比較すると徐々に整ってきたと感じています。

ーうまくいかなかったことと、その対処方法を教えてください

 開業から1年後、実績不足のため、2店舗目を出す為の借入ができないことがありました。その状況を本部に相談したところ、初期費用を抑えた分割プランを提案していただき、無事オープンさせることができました。事業には考えながら行動するというスピード感がとても大切なので、本部のサポートが、成功に繋がりました。

スタッフ全員が利用者さんの声に耳を傾けられるように。トレーナーが活躍できる場所づくりをしていきたい。

ー利用者さんに対して意識していることはありますか?

利用者さんと積極的に会話をすることです。送迎をしていた時には、会話を通して一人ひとりの想いに耳を傾け、接していくことを心がけていました。

ースタッフの採用やマネジメントにおいて気をつけていることがあれば教えてください

先程お話しした利用者さんの声に耳を傾け、状態の改善にやりがいを感じることができなければこの仕事は続かないと思います。そのためにも、まずは人を育てていくことで社会に貢献して行きたいと思っています。
やらなければ成長はありません。社員にはチャレンジしてほしいし、挑戦できる環境づくりを大切にしたいです。

ー仕事の魅力・やりがいについて教えてください

利用者さんの状態が良くなっていく姿を見るのは本当に感動します。元々歩くことができず、車椅子を利用していた利用者さんが歩けるようになったのをみた時は、本当にやりがいを感じましたよ。
利用者さんにとってリハビリは痛みを伴う辛いものです。その為、ただ歩けるようになるためという理由だけでは辛い時間になってしまうので、まずは利用者さんのことを知る必要があります。そして、「何のために頑張るのか」を一緒に共有し、それに合わせた声かけをしていくことがとても大切です。
例えば、「孫と遊びに行けるようになりたい!」という想いの利用者さには、「つらいけど、お孫さんと○○に行くために、あと1回頑張りましょうね!」のように声かけします。人って、自分でない誰かのためなら、頑張れることってあると思うんです。利用者さん一人ひとりとしっかりと向き合うことに魅力とやりがいを感じています。

経営者としての役割は、チームを育て、トレーナーが活躍できる場を作ることです。それが、利用者様により良い価値を提供していくことにつながるからです。そのためにもまずは、賃金を上げるなどスタッフが安心して長く働くことができる環境を作りたいと思っています。

ーケアマネジャーさんへの営業で大事にしていることはありますか?

 まずは1週間の行動スケジュールをたて、自己管理のもと行動することです。
また、いくら営業力が高くても、ケアマネジャーさんに話を聞いてもらえないことが多々ありました。そのため、ケアマネジャーさんの価値観や考え方を理解した言葉選びなど、相手の立場を考えた行動が大切です。介護業界の営業担当者の方には営業があまり得意でないという人も多いです。そのため、自分なりに工夫を凝らした営業ができる人は強いと思います。例えば、ケアマネジャーさんの名前や席を覚えて、「○○さんいらっしゃいますか?」と名指しで訪問することで、話を聞いてもらえることが、格段に多くなりました。
現在は、ケアマネジャーさんとの関係も良好で請求書関連のお手伝いをはじめ、採用に関する相談などを受けたりもしています。

ー熊瀬社長の今後のビジョンについてお聞かせください!

 現在20店舗目オープンに向けて動いていますが、、会社としては、次の新しいビジョンを立てていこうと思っています。一般的な介護サービス事業は、利用者さんの身体の状態が悪くなることを前提にしたビジネスが多いと思います。しかし、レコードブックでは、利用者の7割の方の身体の状態が良くなっていきます。また、高齢者社会だけでなく、今の日本社会は、閉ざされていくプロセスが多いように感じます。「子どもができたから、自由に働けなくなった」「家族の介護のために、仕事を変えなければならない」など。でも、私は、基本的に人生は、開かれていくプロセスであると考えています。

今後、高齢者の方が、日中の時間を生かして活躍できるような、インターネットを利用したプラットフォームを作っていきたいと考えています。

挑戦する気持ちと強い想いを持ったフランチャイズオーナーになりませんか?

ー競合他社と比較したレコードブックの強みは何だと思いますか?

レコードブックはフランチャイズの中でも比較的自由度が高いことが強みだと思います。大手フランチャイズでは、細部に渡りすでに作り上げられているので、挑戦しやすいという魅力はありますが、自由がない場合もあります。一方で、レコードブックは、私のように、フランチャイズを一つの選択肢と考えて起業、独立したいと思うオーナーとっては、考え方がマッチしているため魅力があります。

ーレコードブックのオーナーに向いている人はどのような経営者でしょうか?

営業力はもちろんですが、人の役に立ちたいという強い想いを持っている人だと思います。レコードブックは自由度が高い反面、大手フランチャイズに比べて、本部が集客力を持ちにくいという面があります。そのため、一般的なフランチャイズのイメージでは経営を続けていくことは難しいと思います。必要なスキルを補いつつ、強い意志を持つことが大切だと思います。
そして、主体性を持っていることも大切です。主体性がないオーナーの元で働くことは、スタッフにとってとても辛いことだと思います。利用者さんのことを考えることはもちろん、経営者として従業員の環境をしっかりと考えられることが大切だと思います。